体臭を抑える方法
今日ラジオでこんな特集がされていました。
「医学的見地に基づいた体臭の予防」
夏も目前ですが、梅雨のジメジメした気候でも体臭は悪化してしまうそうです。
その原因や対策をまとめてみました。
体臭は年齢で変化する
10代〜: 汗のニオイ
30〜40代: ミドル脂臭
50代〜: 加齢臭
10代や20代の頃は純粋な汗のニオイなので、そこまで対策は必要ありません。
問題は30代からですね。ミドル脂臭が落ち着いてきたと思ったら、今度は加齢臭に突入です。この二つは成分が違うので、対策も変わります。つまり、ニオイは年代に応じた対策をしないと意味がないということ。
最近では「スメルハラスメント」という言葉が注目されていますね。
スメルハラスメント(和製英語: smell harassment)は、ハラスメントの一種で、臭いにより周囲を不快にさせる嫌がらせのこと。 スメハラと略される。 口臭、体臭だけではなく香りの強い柔軟剤などを不快に感じる人も増え、サービス業の就業規則に盛り込まれることもある。 職場を退職する理由ともなりかねない。(ウィキペディアより)
ニオイ対策に柔軟剤をふんだんに使うことが、かえって周囲に不快感を与えていることもあるそうです。
私も電車に乗っていて柔軟剤の香りがキツすぎる人と乗り合わせた経験があります。不潔にしているわけではないのに、息をするのも苦しいほど強烈でした。何事もやりすぎは禁物ですね。
このように、ニオイ対策はニオイをごまかすのではなく、ニオイの元をシャットアウトするのが一番です。以降でニオイが発生しやすい状況や対策を紹介します。
体臭が発生しやすい日は?
多くの方は、汗をかきやすい夏にニオイ対策を行うかと思います。確かに、こまめに汗を拭き取るのもニオイ防止に有効だと思います。
しかし森田氏によると、体臭に気温はあまり関係ないとのこと。
関係あるのは、ズバリ「湿度」
なんでも、体臭の成分のほとんどは「水溶性」。
梅雨の時期など、空気中に水分が多いとニオイ成分と混じりやすく、ニオイが空気に乗って広範囲に広がってしまうそうです。
確かに、ジメジメしている日って雑菌も繁殖しやすいし、モワーっとした空気になっていて不快ですよね。
加齢臭はどこから発生する?
よく、「加齢臭は耳の後ろから出ている」という情報を耳にしますが、これは大きな間違い。
加齢臭は頭と背中から!
詳しく説明すると、加齢臭の成分である「ノネナール」は毛が生えているところが発生源なのだそうです。これはノネナールが分泌される場所が毛穴の脇にある脂線であるため。
体毛が密集している部位といえば、頭部、背中、脇などですね。男性は首元や胸元も該当するそうです。
加齢臭はたった一つの習慣で解消できる
ここまで体臭の種類や発生元などについて解説してきましたが、森田氏が加齢臭を抑える方法について解説してくれていました。
それはズバリ「1分間のシャワー」です。
41度のお湯を1分ほど浴びるだけで、加齢臭の原因「ノネナール」を毛穴から取り除くことができます。
時間帯ですが、人に会う前に行うのがおすすめだそうです。
出勤前やお出かけ前に行えば目も覚めますし、一石二鳥ですね。
その他の対策として、緑黄色野菜を多めに摂取したり、お肉を控えるのも有効だそうです。
栄養価の高い野菜ジュースで補えば簡単ですね!
加齢臭よりもきついミドル脂臭
ここまで加齢臭の対策について解説してきましたが、これよりもキツイ体臭があります。
「ミドル脂臭」です。
先述の通り、ミドル脂臭は30代〜40代に起こりやすい体臭です。女性にも発生するそうですが、どちらかというと男性に多いそうです。
ミドル脂臭の成分は「ジアセチル」と呼ばれるものです。疲労成分といわれる乳酸が汗と一緒に出たのを皮膚にいる細菌が分解し、ジアセチルが生まれるそうです。
なぜ30代40代の男性に発生しやすいかというと、乳酸が発生する理由に関連があります。乳酸は疲労やストレスで発生します。働き盛りで中間管理職が増えるこの年代は正に疲労やストレスを溜めやすく、ミドル脂臭の元である乳酸をたくさん分泌してしまうのだそうです。
そんな働き盛りの天敵・ミドル脂臭ですが、ニオイがかなり強烈なのだそうです。
加齢臭が枯れ草のニオイだとしたら、ミドル脂臭は「くさった油のニオイ」と言われています。
これは、原因であるジアセチルが他の体臭と混ざりやすく、また混ざるとより強烈なニオイに変わってしまうため。
特に皮脂線から出るニオイと混ざりやすく、悪化すると酢の120倍もの悪臭を放つそうです。そんなニオイが知らず知らずのうちに発生していると思うとギョッとしますね。
ミドル脂臭を消す方法
かなり厄介なこのミドル脂臭ですが、対策はズバリ「ストレスを溜めないこと」。
ゆっくり湯船につかったりストレッチをするなどして、今日の疲れを明日に持ち越さないことが大事なのだそうです。
ただ、酢の120倍の悪臭が自分から出ているかもしれないと思うとそれだけでストレスになってしまいますよね。
最近はデオドラント商品もかなり進化しています。従来のスプレータイプはもちろん、拭き取りタイプや朝塗るだけのクリーム、出先で使えるドライシャンプーも人気ですね。
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私はお出かけ前にクリームを塗っています。クリームタイプはどんどん進化していて、朝塗るだけで一日中ニオイを抑えてくれるものも増えてきました。
私は電車通勤なので一日ニオイを抑えてくれるものが欠かせません。これにはかなり助かっています。
また、出かける際は拭き取りシートを携帯しています。肌がサラサラになるパウダータイプや、ひんやり気持ち良いメントールタイプなど、拭き取りシートにも様々な種類があります。安いものだと300円だったりするのでじゃんじゃん使っちゃってます。
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ジムに行く際は制汗スプレーを持っていくことが多いです。運動後に冷たいスプレーをシューっとすると気持ちいいしニオイも抑えられて一石二鳥です。
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常に清潔な状態にしておくこともニオイを抑えるのに有効だと思うので、ぜひ試してみてください。お気に入りのものを見つけてカバンに忍ばせておけば、安心してお出かけできますよ。
まとめ
今回は様々な体臭の原因や対策について紹介させていただきました。
これから夏本番。ジメジメした日本の夏にニオイ対策は必須です。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました☆